木は、太陽の光をいっぱいあびるために、
枝を生やします。
節は、枝の跡です。
空高くそびえる針葉樹は、その性質上、
節をたくさん含んでいます。
その節があることは、むしろ本物
であることの証にもなるのですが、
その表情はさまざまです。
そこで、節の入り方や表情を
三種類に振り分け表示しました。
*商品に「節あり」表示があるものでも
「ほぼ無節」で製作可能なケースがありますので、
節がどうしても気になる方は、
お気軽にお問い合わせください。
基本的には無節となりますが、削り途中で2〜3小さな節が出ることがあります。
状態の悪い節は、埋木処理を施しています。
状態の悪い節は、埋木処理を施しています。
状態の悪い節は、埋木処理を施しています。
(注)ラックなどの棚ものは写真以上の節が入ることがあります。
節の中には、欠けたり、枯れて抜け落ちたりする
状態のよくない節もあります。
そのような節は、できる限り丁寧に手を加え仕上げます。
・状態のよくない節は、一つ一つドリルで削り取り、
檜の枝で埋木処理を行います。
・小さな穴や欠け落ちた部分には、
自然色のパテ処理を行います。
・天板や座板裏など、
通常使用では見えない部分については、
木くずが落ちないように接着剤で凝固処理を施します。(状態は自然のままです)
画一化した工業製品とはちがって、
職人がひとつひとつを見て判断し、
手間ひまかけて仕上げていきます。
木肌に見えるその節の表情は、
お使いいただくうちに、
きっと愛着に変わっていくはずです。
なお、「自然資源を大切に」との観点から、
以下のようなクレームに関しましては、
返品・交換の対象外とさせていただきますので、
予めご了承をお願いいたします。
■ 節・木染み・木目模様・色合いの状態
■ 天板や椅子の裏など、通常見えない部分の節欠け
■ 小さなささくれ、節の欠け
■ 美観や強度に影響しない部分の穴・節
■ カラー塗装(天然塗料)の色味・色ムラ