ひのき家具の汚れ・お手入れについて

じつは、とても汚れづらいのです「ひのき」という素材は。

無垢家具の購入を考える時、汚れの付き方と、お手入れの方法が気になりませんか。

特に「ひのき」は、やさしい木肌が特徴で、まっさらな木綿をイメージされる方が多い素材です。
そんな、心地よい手触りゆえに、汚れに弱くお手入れが大変かなと想像してしまいます。

でも「ひのき」は数ある木のなかでも、とても汚れに強くお手入れが簡単な素材なのです。

そもそも、木というものは繊維のようなものが固く集まって、木という形になっています。
「ひのき」の繊維は、他の木と比べると、細かく、ぎゅっと詰まっているため、
汚れが木の中までしみ込みづらいので、表面しか汚れないという優れた特性を持っています。
さらに、「火の木」と呼ばれてきたように、油分を多く含んでいて水に強いことも大きな特徴です。

そのため、清潔さが大切な「まな板」や「お寿司屋さんのカウンター」によく使われています。
醤油でもソースでもケチャップでも、何をこぼしても汚れや匂いが残ることはありません。
ただ、本物の無垢の木ですので、水分は多少しみ込み、水あとが残ることはありますが、
木の色が飴色へと深くなっていきますので、水あとも馴染んでいき、気にならなくなります。

また、「油性マジック」の頑固な汚れも、サンドペーバーで簡単におとすことができます。
手アカのような薄汚れは、消しゴムでノートの文字を消すように、お手軽メンテナンスが可能です。

でも、汚れや水に強い優れた素材「ひのき」といっても、木の繊維質が毛羽たたないように、
塗装仕上げをしっかり行わないと、汚れが付きやすくなってしまうことがあります。
だから工房では、各製作行程でペーパー仕上げを幾度も丁寧に行います。
オイルを馴染ませ木の面をツルツルにするため、塗装行程でもペーパー仕上げを行います。

その違いは、製品をさわっていただければ、お分かりいただけると思います。
自社工房だから可能な「きもちいい家具」。そこにヒノキクラフト品質があります。

ヒノキクラフト品質で仕上げられた、汚れに強く清潔な素材「ひのき」家具だから、
普段のお手入れはとてもお手軽です、軽くしぼった布での水拭きだけてかまいません。
拭けば拭くほど艶がまして、一回で拭き取れない汚れも徐々にとれていきます。
また、小さな凹みも水分を吸収して膨らみます。大きな凹みはスチームで多少復元します。

汚れづらく、お手入れ簡単な「きもちいい家具」で「きもちいい生活」どうぞ。